事件簿 体験談

新築マンションに洋式便器の型式を間違えて納入し、会社が被った損害を下請業者に押しつけた事件

トラブル
労働

X社:給排水設備工事等を業とする会社

Y :Xと雇用契約関係にある従業員だったが、のちに退職し外注業者となる

 

X社は、ある年の9月末日ころ、マンションデベロッパーのT建設株式会社から横浜市所在の分譲マンションの新築工事の内の給排水衛生設備工事を請け負い、同年11月着工しました。

X社の具体的な受注内容は、トイレの便器を新築マンションに納入することでした。

X社は、受注と同時期にT建設から設計図上の変更前の洋式便器が変更後の様式便器に変更された旨の連絡を受けていました。

X社の代表者は、Yに対し同年9月末日ころ本件工事の施工管理業務を行うよう職務命令を発出しました...

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